Mar 28, 2016

草花がもたらしてくれるもの

フラワーアレンジメント ニコライバーグマン インテリア

 

KS PROJECTのイベントの一環で「KITAMACHI BASE」という地元に根付いた活動を不定期で行っているのだが、昨日その第2回目のイベント「GREEN MARKET」が無事に終了。そのイベントではGREENをお部屋にをテーマにグリーンとポットを組み合わせディスプレイをする方法を実演販売したり、グリーンをお花をたくさんの方に楽しんでもらえるようにと計画しました。その中心にもなった「フラワーアレンジメント」のワークショップは申し込みが多く、午後の部も追加して満員御礼の盛況ぶりでした。

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「フラワーアレンジメント」というととても甘い印象で、66のインテリアとはあわないかな・・・とずっと向き合わずにきたのですが、今回はニコライバーグマンの有楽町店の店長をなさっていた、UCHIDA先生をお招きしてのワークショップ。その作品をみて、その考え方は全く変りしました。グリーンやお花のもつ生命力とそのみずみずしさは毎日の暮らしに活気を与え、広い意味で言えば生きる活力を補充してくれる大事な役割を果たしているのだと。

フラワーアレンジメント ニコライバーグマン ワークショップ

昔の家屋では生け花が床の間やお玄関、廊下の片隅などいろいろなところを彩っていました。それはただ単に美しいからというだけではなく、生きる力を支える大きな役割だったのではないかと、昔の方たちの生きる知恵に感心。今回たくさんのグリーンや花に囲まれとても心が弾んだのも、その力が私たちをそうさせてくれたのだと確信しました。

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ただグリーンや花を置くだけではなく、その生命をより美しく輝かせる技術や感性が大切なんだと、プロの先生の熱い視線を見ながら思うのでありました。

CLUB66的リノベーション事例
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