Dec 18, 2017

保護犬たち

保護犬 犬 シェルター

リフォームの仕事をする前は保護犬はおろか、犬たちについても正直関心はなく、むしろ「怖い」とさえ思っていた。幼きころ大きな犬に追いかけられたり、ねこに引っかかれたり、小鳥にかまれたりと動物たちとのかかわりが苦手なせいか、いい思い出がない。世の中には、結構そのような人は多いかもしれない。そんな私がリフォームでうかがうお宅に動物たちがいてかかわりをもったり、ひょんなことから犬を飼ったりと、少しずつわたしの動物に対する認識が変わってきた。

お家のリノベーションでワンちゃんが住みやすい家をテーマに一緒におしゃれで楽しい家をつくろう!意気投合したNさん。そこにはお利巧でかわいいビーグルのロック君がいた。凛々しく、そして賢い。彼は小さなときからしつけられたのかと聞いたところ、保護犬で大人になってからやってきたと知り、ますます感嘆!そして、保護犬の存在を知り、その実態を聞くにつれ、そのような不条理なペット業界の闇があるのかと愕然とした。

そのロック君はこの夏天国へいってしまった。ほんとに胸がつまった。しかしながらあんなにかわいがってもらい、愛情をたくさんもらったロック君は本当に幸せだったとおもう。そしてそのあとルーツ君がやってきた。一人でも悲しい思いをさせるワンちゃんを減らしたいと心の傷も癒える間もなくその決断をなされたNさんに感服。すばらしい決断だったと。

わたしなどは1匹のツンデレヨーキーのソラに振り回されているのだが、もっと広い視野でこのワンちゃんの世界をみて、少しでも何か力になれることがないかと考えることが非力な私の第一歩なのかもしれない。

ワンちゃんの罪なきつぶらな瞳は私たちを心の底から癒してくれる。その瞳に感謝して。

CLUB66的リノベーション事例
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